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第32話 無垢な誘いと、高まる熱

Author: みみっく
last update Huling Na-update: 2025-07-18 07:00:14

「ユウ兄ぃの、アソコ……当たってるぅ……えいっ、えいっ……きもちいい?」

 ユナは、ユウの下腹部に触れている自身の息子を、挑発するようにグリグリと押し付けてきた。その熱い感触に、ユウの息子はさらに硬く、熱を帯びる。

「あ、ちょっと……待ってて……」

 ユウがそう言うと、ユナははっとしたように、まだ身につけていたユウの服を勢いよく捲り上げた。すると、ユウの息子が直接、ユナの柔らかな下腹部の、脈打つような肌に触れた。熱と熱が溶け合う感触に、ユウは思わず息を呑む。

「これで……気持ちよくなるかも……。わたしも、ユウ兄ぃの直接触れちゃってるぅ……えへへ〜♪」

 月明かりの下、ユナの無邪気な笑顔が輝く。その瞳は、これから始まる極上の快楽への期待で蕩けそうに潤んでいた。

「……さ、触ってくれるの?」

 ユウは、喉が渇いたように小声で尋ねた。彼の心臓は激しく高鳴り、全身が熱い期待に震えている。

「……わ、いいの? ほんと!? あ、でも……初めて触るから、気持ちよく出来るか……わからないよ?」

 ユナは少し戸惑いながらも、その言葉には明らかな喜びと、いたずらっぽい好奇心が滲んでいた。まるで、初めての蜜を味わうかのように。

「たぶん、すぐに出ちゃうかも……」

 ユウはそう呟いた。これまでの我慢が、今にも臨界点を突破しそうだった。彼の意識は、ユナの指が自身に触れる瞬間の、途方もない快感に囚われ始めていた。

「出るぅ? それ、おしっこ? おしっこは……布団だからダメだよぅ……バレちゃうじゃん!」

 ユウの言葉に、ユナは焦ったようにそう言い放った。その可愛らしい顔には、一瞬にして不安が広がる。

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